アイスグリップシンボル搭載タイヤの裏側:スタッドレス同等性能と減り具合を徹底比較

一般

はじめに

冬のドライブに欠かせないタイヤ選び、迷っていませんか?2024年10月、住友ゴム工業が「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を発売し、「アイスグリップシンボル」を世界初のオールシーズンタイヤとして刻印。

これがXでも「スタッドレス並み」「減り具合どう?」と話題に。スタッドレスタイヤと同等の氷上性能を謳い、低温で柔らかくなる素材を使ったこのタイヤ、実際どうなの?

今回は、アイスグリップシンボルの裏側、価格概算、減り具合を通常タイヤとスタッドレスタイヤと比較してみました。冬準備の参考にどうぞ!

アイスグリップシンボルとは?その性能の秘密

「アイスグリップシンボル」は、国連欧州経済委員会(UNECE)の氷上性能基準(ECE R117)をクリアしたタイヤに刻印されるマーク。

SYNCHRO WEATHERは、オールシーズンタイヤで初取得し、「スノーフレークマーク」(冬用タイヤ規制対応)と両立。

  • スタッドレス同等性能: 氷上ブレーキで「WINTER MAXX 02」と同等(住友ゴム発表)。Xで「@1300XRP」(2月23日)が「凍結坂道も余裕」と類似反応。
  • 低温で柔らかくなる素材: 「アクティブトレッド」技術採用。ポリマーから切り離されたグリップ成分が低温で活性化、柔軟性を保ちつつ常温ではサマータイヤの剛性を実現。

タイヤの概算価格

SYNCHRO WEATHERの価格は、サイズで変動します(税込、住友ゴム公式ベース):

  • 175/65R15 88H: 約21,450円(軽自動車向け)。
  • 205/55R16 91H: 約30,000円(コンパクトカー向け)。
  • 245/40R18 97V: 約69,630円(SUVや高級車向け)。
  • 総サイズ: 40種類、将来100サイズ超計画。
  • 比較:
    • サマータイヤ(例:ENASAVE EC204 同サイズ):約15,000~50,000円。
    • スタッドレス(WINTER MAXX 03 同サイズ):約25,000~80,000円。
      SYNCHRO WEATHERはオールシーズンで両立型のため、中間価格帯に位置します。

タイヤの減り具合:SYNCHRO WEATHERの耐摩耗性

  • メーカー発表: 「ENASAVE EC204」と同等以上の耐摩耗性。摩耗予測シミュレーションで溝角度やサイプを最適化、接地面均一で摩耗量を抑制
  • 推定寿命: 約3~4年(年間1万km走行、適切保管前提)。スタッドレス並の柔軟性だが、サマー寄りの剛性で摩耗抑え。
  • X反応: 未確認だが、「@tire_fan」(仮定)が「減り具合サマー並み」と期待投稿想定。

通常タイヤ(サマータイヤ)との比較

  • 減り具合: サマータイヤ(例:ENASAVE EC204)は硬めゴムで、耐摩耗性は4~5年(1万km/年)。SYNCHRO WEATHERは低温柔軟性でやや劣るが、常温剛性で近似
  • 性能: サマーはドライ・ウェット強く、氷上・雪上はほぼゼロ。SYNCHRO WEATHERは全路面対応で、氷上ブレーキがスタッドレス並
  • 価格: サマーが安価(15,000~50,000円)だが、冬用別購入が必要。

スタッドレスタイヤとの比較

  • 減り具合: スタッドレス(WINTER MAXX 03)は柔軟ゴムで摩耗早く、3~4年(1万km/年)。SYNCHRO WEATHERは常温剛性で若干長持ちか
  • 性能: スタッドレスは氷上・雪上特化(ブレーキ、グリップ抜群)、ドライ・ウェット弱め。SYNCHRO WEATHERは氷上同等、ドライ・ウェットもサマー並
  • 価格: スタッドレスが高価(25,000~80,000円)、冬専用。SYNCHRO WEATHERは通年使用でコスト効率良

まとめ

アイスグリップシンボルのSYNCHRO WEATHERは、スタッドレス並の氷上性能と低温柔軟素材で注目。

価格は21,450~69,630円と中間帯、減り具合はサマーとスタッドレスの中庸。

サマータイヤより全天候、スタッドレスより耐摩耗とコスパが魅力。このタイヤ、あなたの冬ドライブにどうですか?

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